有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス #トップに直撃

業界トップの地位にこだわるのはなぜ? Interview|日本生命保険 社長 清水 博

3分で読める 有料会員限定
しみず・ひろし●1961年生まれ。83年日本生命保険入社。2016年に専務執行役員。18年4月から現職。専門職の「アクチュアリー(保険数理人)」の資格を持つ。(撮影:田所千代美)

業界首位こそ信頼の証し 異業種と提携し販路拡大

トップというのは、顧客や社会からの信頼の証しとなる。事業環境の変化は年を追うごとにスピードを増している。成長し続ける事業基盤を作り、揺るぎないマーケットリーダーとなることが、われわれの使命だ。

とはいえ、やみくもに規模を拡大するつもりはない。収益、財務基盤を盤石にしたうえで、社会から称賛されるような存在にならなくてはいけない。特にそのプロセスが重要となる。たとえば、事業のコアである営業職員チャネルを最大限に生かすこと。顧客に必要なサービスを、適切なタイミングで提供できる力を引き上げていく。

金融機関や保険ショップなど、ほかの販売チャネルも強化する。近年、販売ルートを拡大するためにニトリやNTTドコモといった異業種との提携も進めてきた。幅広い顧客基盤を持ち、保険を提供できる体制を作ることのできる企業とは今後も手を組んでいく。

日本生命保険、三井生命保険、(3月に買収することで合意した)マスミューチュアル生命保険の3社体制となり、幅広いニーズに機動的に応えられることになった。こうしたメリットも生かしながら、商品供給をしていきたい。

──団塊世代が後期高齢者になる「2025年問題」など、高齢化や人口減少が業界に与える影響についてはどう考えていますか。

人口減少によって生保マーケットが単純に縮小するとは思っていない。長寿、健康問題、女性の社会進出……。資産形成に対するニーズはむしろ高まっていくだろう。だからこそ、当社はグループ力を強化している。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数