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「君は歴史に残るんだ」 藤井裕久 その4(全4回)

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ふじい・ひろひさ●1955年大蔵省(現財務省)に入省。77年参院選初当選、参院2期、衆院7期。小沢一郎氏と行動を共にし、細川護煕政権、鳩山由紀夫政権で蔵相(財務相)を務める。(撮影:梅谷秀司)

民主党政権の二人目の首相の菅直人さんは、2010年7月の参院選前に「消費税を10%に」と言った。それで負けた。

菅さんの評価はマイナスとプラスがあるが、自民党の与謝野馨元財務相を自分の内閣に引っ張り込み、経済財政政策担当相にしたのはプラス面だ。菅さんは私に「官房長官を」と言ってきたことがあり、そうとう信頼してくれていたと思う。「与謝野さんを助けてほしい」とも言われた。消費税を目的税の方向に持っていく考えだからよろしく、と。実際に次の野田佳彦首相のときにそうなった。

野田さんは民主党代表選で、消費税増税を公約に掲げて勝利した。首相となった野田さんは増税に向けて動きだした。私は党の税制調査会長だったが、「多少、人がこぼれるかもしれないけど、いいですね」と尋ねた。野田さんはそれを否定しなかった。

この問題で、小沢一郎さん(元民主党代表)のグループが私にあれこれと言ってきた。私は「与党というのは、議論はいいが、最後は決めるんだ」と言った。

野田内閣は社会保障と税の一体改革関連法案を国会に提出した。民主党、自民党、公明党の「3党合意」が成立し、それに基づいて法案が衆議院で可決した。

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