中学生の頃、日本各地を青春18きっぷで巡った。そんな時に重宝したのが駅前食堂だ。
山陰本線の長距離列車では、停車時間が40分以上のところもあり、駅前食堂でカレーライスを食べて戻ってきたこともあった。
海外に弾丸旅行するようになった現在も、駅近くのレストランの世話になることがままある。
2018年の年始、シンガポールから羽田に向かう途中、香港で約6時間の乗り継ぎ時間があったので、市内で昼食を取ることにした。移動時間を考慮すると高速鉄道のエアポートエクスプレスの利用は必須である。となると、中環にある香港駅の近くが便利だ。
香港の空港アクセスは世界最高水準にある。税関を過ぎ、直進すると、そのままエアポートエクスプレスのホームに突き当たる。香港駅までは24分だ。
香港駅構内のIFCモールには、世界一安いミシュランの星つき店として有名になり、18年4月には東京・日比谷に出店する「添好運點心專門店」もあるが、もう少ししっかりとしたランチが食べたい。かといってフォーシーズンズホテル香港の三つ星店である「龍景軒」は前回訪問したばかりだ。
そこで香港の食事情に詳しい人の間で話題になっていた広東料理の新店、「營致會館」に決めた。
1品5000円の料理
香港駅から營致會館までは約100メートル。13時すぎに到着すると、店はほぼ満席だった。17年8月の開店から4カ月で早くもミシュランの星を獲得した勢いを感じる。
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