「プエラリアミリフィカは、女性ホルモン(エストロゲン)様物質を含むため、生体内に影響を及ぼすおそれがあります(不正出血、月経不順)。また、肝障害のある方の症状が重篤化するおそれがあります」
健康食品・サプリ大手のディーエイチシー(DHC)のホームページ(HP)には、赤字で衝撃的な文言が掲載されている。
バストアップや若返りなどの美容効果をうたい、10~20代の女性に人気のプエラリア・ミリフィカ(以下、プエラリア)。だが、昨年7月、国民生活センターはプエラリアを含む健康食品に関して、「生理が2カ月も遅れて心配」「バストに発疹が出た」といった危害情報が12年以降、200件超も寄せられていると発表。「ホルモンバランスが崩れるなど、思わぬ健康被害が発生するおそれがある」として、安易な摂取を控えるよう注意を喚起した。
事態を重く見た厚生労働省や消費者庁は昨年9月、メーカーに対して製品の安全管理や消費者への情報提供を改善できなければ、販売を中止するよう通知した。
メディアハーツやFORDELソリューションズなどの企業は、通知を前にプエラリアを含む商品の販売を終了。本稿執筆時点では売り続けていたオリヒロも、終売予定だという。
そんな中、DHCはプエラリアを販売し続けている。同社の担当者は、「(冒頭のHPの注意事項を)10月中旬ごろに掲載し、今後はパッケージにも記載していく。情報提供や製造管理などの面で問題ないと判断した」と話す。
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