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ここまで見られる! 無料動画の新潮流 ネット動画

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若者のテレビ離れを尻目に、インターネット動画が一段と勢力を増している。

3日間の総視聴数は7400万超──。インターネット放送局「Abema(アベマ)TV」で2017年11月に配信された、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾出演の生放送番組「72時間ホンネテレビ」は、これまでネット動画になじみのなかった中高年層まで広く視聴者を取り込み、大きな話題となった。

 abema TV 
元SMAPメンバー3人の出演番組をきっかけに、一段とユーザー数を伸ばしたアベマTV(提供:AbemaTV)

アベマTVはネット広告大手のサイバーエージェントとテレビ朝日による合弁事業。スマートフォンやパソコンから、バラエティやニュース、スポーツなど約25チャンネルの番組を24時間無料で視聴できる。地上波では実現が難しい72時間生放送のような企画に加え、釣り、麻雀、将棋といったニッチな専門チャンネルにも力を入れる。16年4月に放送を本格開始し、スマホアプリのダウンロード数は17年11月末で2300万を突破。足元の週間利用者数も500万人近くに膨らんでいる。

アベマTVの収益源は広告だ。地上波と同じく番組の合間にCMを流す形式、独自のタイアップ番組をゼロから制作する形式など、幅広いメニューを用意。本格的な営業を始めて間もないが、食品、消費財といった大型広告主の開拓も進んでいるようだ。

ただ、事業としては先行投資が続く。今18年9月期は同事業だけで200億円の赤字を想定。この範囲内なら「収益が上がった分はすべて投資に回す」(藤田晋・サイバーエージェント社長)という方針だ。

特に力を入れるのはオリジナル番組の制作だ。これまでも、年末年始や開局1周年時の自社制作特番が利用者獲得のフックになってきた。1月からは初の連続ドラマ放送も開始し、若年女性層へのアピールを強化する。

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