最高純利益をどれだけ更新するかの「最高益更新率」でランキングした(記事下表)。上場企業の約3割が最高益を今期更新。幅広い業種からランクインしている。
首位はスマホ向けメッセンジャーアプリのLINE。主事業のアプリが伸びているほか、カメラアプリケーション事業の譲渡益104億円が営業利益に乗る(LINEはIFRS適用会社で、事業譲渡益は営業利益に反映される)。
LINEの株価は10月下旬に大幅高となり、上場来高値の5230円に迫った。前年同期比33%営業増益の第3四半期(1〜9月)の好決算に反応したものとみられる。

2位のKLabはソーシャルゲームの開発・運営会社だ。6月に配信を開始した『キャプテン翼 〜たたかえドリームチーム〜』が9月上旬に300万ダウンロードを突破するなど絶好調。第3四半期(1〜9月)は過去最高の売上高と営業利益を記録した。11月9日に今期2度目の上方修正をし、通期の最終利益予想を33億円とした。
3位のブイ・テクノロジーは液晶・有機ELディスプレーの製造・検査関連装置会社。中国メーカーの旺盛な投資を受けて、受注が好調だ。下期には好採算の露光装置の出荷が集中。最高益を2期連続で更新する見通しだ。
鋼製橋梁で最大手の横河ブリッジホールディングスが更新率69%強で4位に食い込んでいる。横河ブリッジの最高益更新はバブル期の最後の決算期、1991年3月期以来27年ぶりだ。国土交通省から大型橋梁の発注が相次ぎ、受注は過去最高水準。順調に受注残を消化することで稼働率が安定。採算向上につながっている。
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