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ビジネス #EVショック

マイルドHVで巻き返し

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協調と競争を使い分けるドイツ。HVでメーカー3社が結束する(ロイター/アフロ)

電気自動車(EV)がガソリン車に取って代わるのには時間がかかる。英調査会社・IHSマークイットの予測によれば、EV移行期に成長著しいのが簡易型のハイブリッド車(HV)「マイルドHV」だ。現状の市場シェアは1%未満だが、2025年には2割に達すると見込まれる。

来年にかけて、独メルセデス・ベンツや独アウディなど、欧州の高級車メーカーが相次いで投入する。今年7月にスウェーデンのボルボ・カーが「19年以降に発売する全車を電動化する」と伝統的な自動車メーカーで初めて全車電動化宣言をしたが、実はこの中にもマイルドHVが含まれる。

トヨタ自動車の「プリウス」に代表される「フルHV」は高電圧電源を用いており、モーターのみでのEV走行も可能だ。一方、マイルドHVは、60ボルト以下の低電圧電源を用いており、発進時や加速時にモーターでエンジンの駆動をアシストする。モーターのみでは走行しない。安全性の要件がフルHVと異なるため、漏電防止の設計が低コストで済む。

独メガサプライヤー・ボッシュの日本法人でEV/HEV事業室長を務めるクリューガー・マーティン執行役員は、「既存のエンジンを設計変更することなく簡単に取り付けることができ、かつ、約15%の二酸化炭素(CO2)排出量を削減することが可能」と言う。

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