AIが自動でコンテンツを作成する時代が到来した。その象徴的な事例がニュースでもよく取り上げられる「AI記者」だ。
日本経済新聞社では、今年1月から企業の決算資料を基にAIが記事を作成し始めた。日経電子版などに「決算サマリー」として掲載している。PDFデータの決算短信の文面から業績が前年同期から変化した理由を読み取り、記事にまとめる。作成にかかる時間は10秒足らずで、配信まで人はいっさい関与しないという。

日経新聞に自動文書要約・生成AIをライセンス提供しているのが、徳島大学発のベンチャー企業である言語理解研究所(ILU)だ。同社の結束雅雪代表は、スポーツの試合結果速報や天気予報の記事作成でも、このAIが活用できると話す。
事件・事故の第一報を加盟報道機関に配信する通信社記者のようなAI記者も登場している。
ベンチャー企業のSpectee(スペクティ)が開発したAIは、ツイッター、ユーチューブ、インスタグラム、フェイスブックの四つのSNSを常時チェックし、ニュース性のある動画や写真がアップされたら「東京都 ビルで火事」などタイトルもつけたうえで報道機関に即時配信する。ディープラーニングを活用し、AIに事件・事故などの動画や写真を学習させ、ニュース性のある内容なのかどうか、取捨選択できるようにした。SNSの投稿文を基に300字程度の記事を作成することもできる。
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