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ビジネス #鉄道最前線

トラブルに備え、あらゆる訓練を行う 訓練以上のことは実践できない

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東海道新幹線で新幹線同士が連結走行するのは、故障して動けなくなった列車を救援列車が連結して安全な場所まで移動するといったケースくらいだ。めったにないが、実際にこうした事例が過去に起きている。

昨年11月30日、JR東海は鳥飼車両基地(大阪府摂津市)で総合事故復旧訓練を実施、その訓練の一環として新幹線の救援連結が行われた。700系が動けなくなり、N700Aが救援に駆けつけるという想定だ。

動けなくなった新幹線を牽引する訓練(撮影:尾形文繁)

総合復旧訓練はJR東海の発足以来毎年実施しており、今回で29回目。JR東海の各部署の社員をはじめ、関係会社やJR西日本、JR九州の社員など1200人が参加。新幹線の連結訓練も含めて36項目の訓練が行われた。

降雨や地震で崩壊した法面に土嚢を積み上げる訓練から、崩壊時に携帯無線機や線路沿いに設置されている沿線電話を使った通信手段取り扱い訓練といったものまで、内容は多岐にわたる。2015年に東海道新幹線の車内で起きた焼身自殺事件を念頭に、スモークマシンで車内に煙を滞留させ、列車火災時の車内状況を体感するとともに、初期消火や避難誘導の手順を確認する訓練も行われた。

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