幸先のよいスタートを切った2017年の日本株市場。今年、値上がりが期待できるのは、どんな銘柄なのか。銘柄選定の手助けに、五つのテーマでランキングを作成した。
株式投資の基本は業績動向を見ることだ。中でも注目したいのが、本業の儲けを示す営業利益の伸び率。2017年度の営業増益率が高い会社をランキングしたのが『新年度に飛躍する71社 営業増益率ランキング』だ。
1位になったのは任天堂。スマートフォンゲームや、17年3月に発売予定の新型ゲーム機「スイッチ」などの稼ぎによる収益改善に期待だ。2位は四国電力。伊方原発の再稼働に伴い、利益が急回復する見通し。4位の日清紡ホールディングスはドイツのブレーキ子会社ののれん償却が終わり、利益が積み上がる。
『最高益更新でも割安な70社 最高益更新・低PERランキング』では最高益更新企業をPER(株価収益率)の低い順にランキングした。今期、来期ともに最高益の企業に絞っている。ここで注目してほしいのは、久々に最高益を更新する企業だ。こういった企業の株価は、最高益を織り込みきっておらず、上昇余地を残していることが多い。
11期ぶりの最高益を見込むグランディハウス(14位)は、北関東が地盤の戸建て住宅販売会社だ。創エネ、省エネの新築販売が収益を牽引する。10期ぶりの最高益を射程に入れるのは大紀アルミニウム工業所(43位)。アルミ市況が底を打ったうえ、自動車メーカー向けの伸びが支える。いずれもPERは10倍以下で割安水準にある。
なお、最高益を見るときは、利益押し上げ要因が一過性ではないか、『会社四季報』などで見極めたい。
今年は、好調な米国経済の勢いに乗った収益の拡大が期待できる会社も多そうだ。そんな銘柄探しに役立ててほしいのが『活況の米国で伸びる70社 米国売上比率ランキング』だ。米国売上比率が高い会社を抽出した。
この記事は有料会員限定です
残り 595文字
