「ブランドへの信頼は回復してきている。改革の方向性は間違っていない」。日本マクドナルドホールディングスのサラ・カサノバ社長が2016年12月期中間決算発表で述べたように、同社の業績は回復基調だ。
既存店売上高は16年に入り2ケタ増が続く。既存店の伸びを牽引するのは高単価の期間限定商品だ。4月に発売した「グランドビッグマック」は520円。10年発売の「テキサスバーガー」以来となる、販売数量を一時制限するほどのヒットとなった。9月には平日昼限定でハンバーガーと飲み物のセットが400円となる「バリューランチ」を導入した。価格に敏感な層も取り込む戦略だ。
既存店の好調を受け、11月には16年12月期の通期業績予想を上方修正。16年は2期ぶりに黒字化する見通しだが、これは15年に約130店を閉鎖した効果が大きい。不採算店の整理は一段落したが、16年の新規出店計画は5〜10店にとどまり、店舗数は縮小傾向にある。
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