市場の頭打ちで、ホームセンター業界の再編が活発化している。その動きの中で、台風の目となっているのが、業界最大手のDCMホールディングスだ。2005年に大手のダイキ、カーマ、ホーマックの3社が統合して発足したDCMだが、統合後の業績が振るわず、統合の難しさの代表例のようになっていた。
ただ、ここへきて、マーケティングや仕入れ、PB開発、宣伝といった中核業務の本部集約が進み、やっと統合のメリットを生かせる体制が整ってきた。久田宗弘社長は「3年以内に指揮運用系統を完全に一体化し、統合をさらに強固なものにする」と強調する。
足元が固まったことで、再び本格的な買収にも乗り出している。15年に青森のサンワドー、16年12月には山梨のくろがねやと、上場会社を相次いで買収。さらに、16年4月には関東地盤の大手、ケーヨーとも経営統合に向けた協議を開始した。17年4月をメドに事実上傘下に収める見通しで、実現すれば売上高6000億円級(17年2月期4377億円)と、業界2位のカインズの4000億円弱に大きな差をつけることになる。
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