東京証券取引所の市場には、本則市場である市場第1部(以下、1部。大企業向け)と市場第2部(中堅企業向け)、そして成長企業向けステップアップ市場のマザーズ、多様な業態・成長段階の企業向け市場ジャスダックがある。
1部に市場変更した銘柄は翌月末からTOPIX(東証株価指数)に採用され、TOPIX連動型投資信託の買い入れ対象となる。TOPIX連動型ETF(上場投資信託)は日本銀行による買い入れが実施されており、需給の改善を見込んだ思惑買いも期待できる。また、売買ルールに縛られる機関投資家による取引の増加も見込まれる。
10年ルールも存在
そこで、東証1部への市場変更の形式的な基準をクリアしている新興銘柄を、今期の予想営業益増減率が高い順にランキングしたのが図表1だ。
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基準を満たした銘柄でトップになったのは、ネットオークションの情報・価格分析サイトなどを運営するオークファン。ただ、10月に監査人の異動を発表したことが嫌気され、最近の株価は低調に推移している。
2位は錠剤の造粒・コーティング装置を手掛けるフロイント産業。後発薬業界の活発な設備投資を追い風に、受注も活況を呈している。
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