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会社員のためのパラレルキャリアの作り方 『最強の働き方』著者ムーギー・キムが指南

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そもそも、やりがいや報酬、働き方、人脈、社会貢献の仕方など、キャリアにまつわるさまざまな要素すべてを一つの仕事に求めることには無理がある。

私が勧めたいのは「パラレルキャリア」だ。これは本業に小遣い稼ぎの副業を組み合わせることとはわけが違う。本業と副業を組み合わせ、自己実現のポートフォリオを組み直すことだ。生活のため、楽しみのため、社会的意義のためなど、その実現の手段を分散させるのだ。

もちろん本業一本で自己実現できるならば幸せなことだ。そうした人に無理に勧めるつもりはない。しかし実際には、その可能性は低いだろう。この社会は子供にやりたい仕事を考えさせず、十分な選択肢を教えないのに、一つのことに集中せよと求める。私は「金融、メディア、人材のグローバル化」と関心事が複数あり、今それぞれの分野でビジネスを手掛けているが、やりたいことを全部やるという自己実現のあり方もあっていいと思う。

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では、どのように「仕事のポートフォリオ」を組めばよいか。自分にとって大切な軸の組み合わせで選ぶのがよい。私自身は、以下の軸を組み合わせて仕事を選んでいる。

一つ目は好きかどうか。つまりやっていて楽しいかという要素だ。以前、投資家のウォーレン・バフェットとビル・ゲイツとが米ワシントン大学で対談していたが、そのときバフェットは、「俺がやっているのは普通の人のIQ(知能指数)でもできること。それでも勝てるのは楽しんでやっているから」と言っていた。まさにそのとおりで、楽しんでいる人には誰も勝てない。何といっても1日24時間、そのことばかりを考えているのだから。

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