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アルツハイマーの根本的な治療と予防は可能か 新書『銀の世界史』『地方銀行消滅』など4冊

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INDEX

アルツハイマー病は治せる、予防できる

西道隆臣 著

アルツハイマー病は治せる、予防できる (集英社新書)(集英社/240ページ)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

現在、日本の認知症患者数は500万人を超えるといわれる中で、理化学研究所 脳科学総合研究センターのプロジェクトチームは、認知症の原因疾患の約60%を占めるアルツハイマー病の治療法の開発に取り組み、実用化が視野に入ったという。その道筋を報告したのが本書だ。

原因となるアミロイドβと呼ばれる物質が脳内に蓄積されるとアルツハイマー病を発症する。プロジェクトチームは、この物質を分解する酵素「ネプリライシン」を確認。この酵素を使った注射や投薬によるアルツハイマー病の根本的な治療と予防を目指す。同プロジェクトリーダーの著者は、自分たちの方法は安全、簡便で、効果も高いと自信を見せる。

 

銀の世界史

祝田秀全 著

銀の世界史 (ちくま新書)(筑摩書房/247ページ)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

現代につながるグローバリゼーションを、「銀」を通してひもといていく。

14世紀半ば、当時スペイン領だったポトシ銀山(現ボリビア)の開発が始まった。ここから算出された銀が欧州になだれ込むのをきっかけに、人口の増加、穀物価格の高騰、奴隷貿易の進展などと密接に絡み合いながら、世界市場が拡大。19世紀には植民地のネットワークを通じて、銀行制度が世界化し、近代国際金融制度が確立していく。

銀から始まったグローバリゼーションが、金本位制への移行や奴隷制によるプランテーション、産業革命などによってさらに拡大していくさまが描かれる。人を動かす原動力となった“もの”から歴史を読み解く。

 

地方銀行消滅

津田倫男 著

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