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出足は四国が優位か 次の新幹線はどこに?

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新幹線が2016年に北海道に上陸。全国を貫く「整備新幹線計画」は、北海道、北陸、九州の完成を残すのみとなった。では整備計画の完成後、新幹線の建設は打ち止めになるのか。

実は新幹線計画には整備新幹線以外に、1973年に策定された「基本計画線」がある。整備新幹線が完成した後、宙に浮く建設予算を“次の新幹線”に使おうとする動きがあっても、不思議はない。

中でも活発な動きを見せているのは四国。瀬戸大橋を渡り、高松・徳島、高知、松山という3方向に向かう構想がある。「新幹線がないのは四国だけ。四国に新幹線を走らせたい」と四国経済連合会の千葉昭会長は声を上げる。瀬戸大橋は新幹線規格で建設されており、建設費を抑えられるのは強みだ。

はたして四国にどれだけの需要があるのか。千葉会長は、「新幹線のない16県の県庁所在地の人口で見ても、松山市は千葉市に次ぐ2番目の51万人、高松市は4番目の41万人。四国新幹線は人口が多いエリアを走るため、沿線人口は北陸新幹線や北海道・東北新幹線と比較しても、遜色ない」と、力を込める。

ネックは主要都市を一直線につなげるのではなく、高松・徳島、高知、松山と方向が分かれていることだ。3方向の同時着工は現実味が薄い。ただ、後回しにされる県が出た途端に一枚岩が崩れ、運動が腰砕けになるリスクは否定できない。千葉会長は「4県すべてに新幹線が通ることが絶対条件」と共同歩調を維持したい構えだ。

東北エリアには奥羽新幹線と羽越新幹線という二つの計画がある。山形や秋田には在来線を改良したミニ新幹線方式で新幹線が乗り入れているが、「ミニ新幹線の速度は在来線と同じ。フル規格で整備されることで東京や沿線地域からの時間が短縮される」と、山形県の担当者は新幹線にこだわる理由を説明する。

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