成長に向けて設備投資を拡大する企業はどこか。下表には前年度に比べ設備投資額を増やす上位50社をランキングした。
新規設備が稼働すると減価償却費など固定費が増えるため、目先の利益へのプラス影響は限られる。大型投資ともなれば、むしろマイナスに働く場合もある。それでも新収益源を増やすための戦略投資は欠かせない。
1位になったのは東海旅客鉄道(JR東海)。前期比で1431億円積み増しの計画だ。東海道新幹線での地震対策や土木構造物の大規模改修工事など、既存設備に対する投資も多いが、2027年の開業を目指すリニア中央新幹線への投資が増大する。
同じ鉄道業界では西武ホールディングスが3位に入った。前期に比べ投資額は倍増するが、こちらは鉄道ではなく不動産向けが中心。東京ガーデンテラス紀尾井町や池袋旧本社ビルの建て替え、所沢駅東口駅ビル計画など開発案件が目白押しだ。収益を安定的に支える不動産賃貸収入の拡大へ向けた先行投資となる。
この記事は有料会員限定です
残り 414文字
