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マイナス金利で運用難 ゆうちょ銀が窮地に 国債運用が主力のためマイナス金利は逆風

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日本最大の貯金量を誇るゆうちょ銀行は、2月9日、通常貯金の金利を0.03%から0.02%へと引き下げた(撮影:尾形文繁)

「なぜ株価が下がるような政策を導入するんだ?」 1月29日、日本銀行が発表したマイナス金利政策は、ゆうちょ銀行株を直撃。インターネット上の掲示板では、投資家の悲鳴が相次いだ。

“国策企業”として、幅広い個人投資家から投資を募ったゆうちょ銀行は、長らく眠っていたタンス預金も吸い上げている。2015年10月、ある高齢男性が上場前に割り当てられるゆうちょ銀行株を買うために持ち込んだ1万円札を見て、証券マンは驚いた。紙幣に印刷されている顔が聖徳太子だったからだ。

旧1万円札は1986年に支払いが停止されている。この男性のように、タンス預金で、ゆうちょ銀行株を購入した個人は多かった。そうした投資家は、長期保有を考えているケースが多い。が、最高値の1823円をつけたのは、上場翌日の15年11月5日。以降は上昇場面もなく、年が明けてからは下落トレンドに入った。足元では売り出し価格の1450円も割り込み、ほとんどの投資家が損失を被っている(図1)。

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