タフなコース造りをする日本オープンは、心技体が充実していないと簡単に勝てません。今年は小平智が、最終ホールまで池田勇太と競い合い初勝利、二人の熱い戦いぶりはファンに感動を与えたこと、間違いありません。
例年日本オープンは開幕前夜に、過去に優勝した選手たちを集めチャンピオンディナーを開いてくれるんですが、楽に勝てる試合ではないだけに、何か互いに友情を感じるんですな。今年の舞台は六甲国際ゴルフクラブ。このコースへの思いが特に深いのは、32年前の1983年に、このコースで開催された日本オープンで長年の夢がかなって初勝利したからです。最終日はトップのオーストラリア、テリー・ゲールと5打差ありましたがプレーオフに持ち込み、2ホール目で決着、今でも思い出すと体が熱くなる戦いでした。
この年はハワイアンオープンに勝った年でもあるんですが、気持ちも体も元気でしたね。というのは、この試合の表彰式が終わるとすぐに伊丹空港から成田へ、休む間もなく英国ロンドンで開催される世界マッチプレーに向け出発。そんなスケジュールが珍しいことじゃなかったんですね。今思うと、体が元気だったというよりゴルフが好きなんですよ。今もそうですけど、ゴルフができるところがあったらどこへでも飛んでいきたい、それがゴルフ長寿の秘訣なんでしょう。
成田からロンドンに向かう飛行機の中で、機長から「日本オープンに勝った青木功さんが搭乗してます」とアナウンスがあり、他のお客さんにもシャンパンが振る舞われお祝いの拍手、ゴルフに感謝と思った瞬間でしたね。
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