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伊藤ハム・米久が統合 国内成熟で放った一手 食品

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伊藤ハムの主力商品「アルトバイエルン」と、人気アイドルを起用した宣伝で好調な米久の「ごてあらポー!!」

食肉業界で久しぶりに再編の風が吹いた。9月15日、業界2位の伊藤ハムと7位の米久(よねきゅう)が経営統合を発表。2016年4月に共同持ち株会社を設立、社長には伊藤ハムの堀尾守社長が就く。

両社の業績を単純合算すると売上高は6361億円(14年度)となる。グループで1兆円を超す日本ハムの背中はまだ遠いが、ハム・ソーセージメーカーとしては、これでトップに躍り出る。

統合のきっかけは今年6月。伊藤ハムから声をかけ、わずか3カ月で話がまとまった。ただ、「業界内で統合に驚く人はいない。既定路線」(業界関係者)と言われる組み合わせ。両社とも取引先である三菱商事が筆頭株主で、社長も同社出身だからだ。

伊藤ハムでは、08年に起きた工場の水質汚染問題が影響し、業績が大幅に悪化。これを受け、09年に三菱商事が出資比率を2割に引き上げて、筆頭株主となった。加えて当時、米久を含む3社で包括提携を結んでいる。

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