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スーパーマーケットやコンビニの棚に並んだビール系飲料。パッケージは似ているが、よく見ると各商品の性質が大きく違うことに気づく(上写真)。
たとえば糖質ゼロの「アサヒ スタイルフリー」(アサヒビール)は“健康系”をうたうが、あくまでも一般食品。どのように体によいのか、明確に機能を表示できない。一方で「サッポロプラス」(サッポロビール)は消費者庁の許可を受けた特定保健用食品(トクホ)。「糖の吸収をおだやかにする」と表示できる。
そこに加わったのが機能性表示食品だ。キリンビールの「パーフェクトフリー」やアサヒビールの「スタイルバランス」にはトクホと同じような表示があり、こちらのほうが目立つぐらいだ。
消費者団体からは疑問も
トクホの申請には短くて1年、長ければ4~5年を要する。十分な科学的根拠を示すため、検査費や人件費など数千万~数億円前後の費用がかかる。
そこで国は新たなカテゴリーとして機能性表示食品を設け、個別の審査を経なくても、企業の責任で科学的根拠が担保できるならば、消費者庁に届け出たうえで食品の機能を表示できるとした(図表1)。表示できる文言もトクホと比べ自由度が高い。資金や人材が少ない中小企業でも機能性を表示しやすくなり、売り上げの増加につながると期待された。
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