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格安バスの台頭が風穴を開けた 成田空港アクセス

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  • 鳥海 高太朗 航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師

3年前にガラガラだったバスが今やつねに満席に──。東京駅・銀座と成田空港を結ぶ格安バス「THEアクセス成田」のことだ。2012年8月、千葉県の平和交通(ビィー・トランセグループ)が運行を始めた。最初の半年間は同時期に運行開始した京成バス「東京シャトル」に比べて知名度が低く、乗車人数が数人ということも珍しくなかった。

だが「トイレがついている」「座席がゆったりしている」などの口コミで利用者が増え、昨年12月にはJRバス関東との共同運行を開始するまでに至った。

JRバス関東は、「長距離バス路線が伸び悩む中、都心と成田空港を結ぶ短距離路線は訪日外国人やLCC利用者が今後も増加することが想定され、新たな収入源として期待できる」と話す。JRバス関東との共同運行開始で、東京駅での乗車場所はこれまでの少し離れた八重洲通り沿いのバス停から八重洲南口前の「東京駅JR高速バスターミナル」に変更。これで利便性が大きく向上し、この春休み期間中も便によっては全席満席で発車するほどの盛況となった。

4月8日の成田空港LCCターミナルのオープンに合わせてダイヤを改正。1時間当たり4本を基本とし、次のバスまでの間隔を最大20分間にした。事前予約もバス出発1時間前までインターネット上で可能に。これ以外では、京成バス「東京シャトル」も20分間隔で運行され、高い乗車率をキープしている。

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