ルノー・日産自動車連合との関係を深めてきた三菱自動車に誤算が生じた。2013年11月、三菱は協業拡大の一環として、ルノーから新型セダン2車種の供給を受ける計画を発表していた。ところが1月中旬に、プロジェクトの検討中止を決めたことが明らかになった。
これについて三菱は、「両社にとってウィン・ウィンになるように事業化調査を進めてきたが、費用や為替を含め、当初見込んでいたほど効率的にはできなくなった」と説明する。第1弾として見込んでいたのは、北米市場向けの大型セダン。韓国・釜山にあるルノー・サムスンの工場で生産する車両の供給を受ける予定だった。
北米の大型セダンはトヨタ自動車の「カムリ」やホンダの「アコード」といった有力車種がひしめく最量販市場だ。三菱もかつて北米専用車を販売していたが、台数低迷を理由に12年に生産を中止。現地の三菱ディーラーからは新車種を望む声が多かっただけに、計画が白紙になってしまう影響は小さくない。
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