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政治・経済・投資 #Part6 2015年&五輪後の産業

海外に軸足移す楽天のEC未来図 [INTERVIEW]三木谷浩史 楽天会長兼社長

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2020年に海外比率5割 流通総額10兆円を超える

アマゾンとしのぎを削る楽天。ECモール「楽天市場」を軸とした国内EC流通総額は2013年1.7兆円強。14年は2兆円に迫る勢いだ。その楽天は近年、海外の足場固めを急いでいる。楽天のEC未来図について三木谷浩史会長兼社長を直撃した。

みきたに・ひろし●1965年生まれ。88年一橋大卒、日本興業銀行入行。米ハーバード大留学を経て97年「楽天市場」開設(撮影:大澤 誠)

──大型の企業買収を通じて世界展開を急ピッチで進めています。

ゲームや電子書籍などのデジタルコンテンツは、インターネットを通じ、すでに国境を越えてやり取りされるのが当たり前です。そして、その次の段階で(有形の)モノも、同じようにボーダーレスに取引されるようになるでしょう。ECの世界では国内市場と海外市場とを分ける境界線が極めてあいまいになる。そう考えて事業を展開しています。

──14年3月に無料通話・メッセージサービス「Viber(バイバー)」を手掛けるキプロスのバイバー・メディア、同10月に他社ECサイトに送客する米イーベイツを、各1000億円前後の巨額投資で傘下に収めました。

バイバーは、国際的に使われていることはもちろん、何よりも音声やセキュリティの品質の高さが特長です。足元で月間の利用者(アクティブユーザー)数は2億5000万人弱ですが、これを5億人、10億人と伸ばしていきます。そのプラットフォームにデジタルコンテンツや物販、クーポンを載せていくつもりです。

──一方のイーベイツは、サイトを通じて購入した人がキャッシュバックを受けられることが特徴です。日本でもこのサービスを展開するのでしょうか。

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