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「金の卵を産むガチョウになりたい」。11月4日に都内のホテルで決算会見に臨んだソフトバンク社長、孫正義の表情は3カ月前より晴れやかだった。
3カ月前、孫は米国携帯大手TモバイルUSの買収断念で挫折を味わう。傘下へ収めたスプリントとの合流がかなわなかったためだ。
今回一転して孫が饒舌になったのは、出資するアリババが今年9月に米国上場を果たした影響が大きい。2000年当時、孫がアリババへ出資した20億円は今回の上場によって10兆円弱の含み益に変貌した。孫は会見でアリババを含む子会社群の資産を金の卵に例え、それを生み出す自らをガチョウと位置づけた。
“ガチョウプレミアム”という言葉も飛び出した。ソフトバンクの時価総額は9・4兆円(11月6日終値時点)だが、孫はプレミアムが反映されてないと主張する。
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