孤独は「感情的」な問題
「つながりたいけれど、つながれない」という分離不安。
孤独感は、物理的に"1人"というのではなく、感情的な問題です。もともと「だれかとつながっているものだ」という前提があると、つながりを得られないときに、孤独感を味わうことになります。
世界がもともと自分1人だったら孤独を感じることはないのでしょうが、自分以外のだれかが存在しているために孤独を感じてしまうのでしょう。
子どももよく、お母さんが離れようとすると、寂しがって泣いていますね。もともとお母さんとつながっていた子どもは、お母さんのことが認識できるようになると、ひとりぼっちになる不安を感じるといいます。感情の塊(かたまり)である子どもは、保育園に預けようとすると、最初は激しく抵抗するかもしれません。「怖いよー。お母さんがいないと生きられないし、愛情も与えてもらえない。ちっとも楽しくないよー」と寂しがっているのです。
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【孤独を飼いならす人と、孤独に振り回される人】
