「構造改革が奏功したサクセスストーリー」――。自信を深めるヤマトホールディングスは、現状をそう言ってはばからない。
2021年3月期は売上高、営業利益ともに過去最高を更新。荷物数が急増する中でも人件費や外注費を抑制できたことから営業利益は前期から2倍になった。今期もEC(ネット通販)の需要拡大が続き、増収増益を見込む。
業績の牽引役である宅配便の荷物量の増加は、巣ごもり需要によるところが大きい。2021年3月期の荷物量は20.9億個(前期比16.5%増)だったが、2020年3月期までの3年間、ヤマトの宅配便の荷物量は減少。これは、2017年に引き受ける荷物量の制限(総量抑制)と配送料の値上げで、大口顧客をはじめとする荷主が離反したからだった。
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