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自分の人生を生きていない「日本人」の行く末 コロナでより主体性が必要とされてきている

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  • 岡本 祥治 みらいワークス社長
  • 東松 寛文 リーマントラベラー、休み方研究家

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みらいワークスの岡本社長(右)と、「リーマントラベラー」こと東松氏(左)。大の海外旅行好きである2人が、コロナ時代の働き方と休み方について語り合った(撮影:尾形 文繁)
新型コロナウイルスによって、これまでの働き方、さらには休み方に対する価値観が大きく変わりつつある。中には「これまでのやり方」が通用しなくなって戸惑っている人もいるだろう。
半ば強引に働き方改革が進んでいる中で、自分を見失わないためにはどう働き、休んだらいいのか。フリーランスや転職・副業希望者などの人材マッチング手がける「働き方」のプロ、みらいワークスの岡本祥治社長と、広告代理店で働くかたわら、週末はリーマントラベラーとして世界中を旅しながらその活動を発信している「休み方」のプロ、東松寛文氏。訪れた国がそれぞれ93カ国と70カ国という海外旅行マニアでもある2人に語ってもらった。

リモートの「アリな部分」と「ダメな部分」

岡本:当社は以前、リモートワークは一切認めていませんでしたが、緊急事態宣言が出される数日前からフルリモートに切り替え、解除されてからは50%以下の出社率に調整しました。現在は社員が、週1、2回出社しているような状況です。

フェイス・トゥ・フェイスを重視しているので、リモートは正直、経営者としては認めたくないと思っていました。ただこういう事態になったので試して、そこから「アリな部分」と「ダメな部分」が見えてきた感じですね。

例えば、目的が決まっているミーティングであれば、オンラインで大丈夫ですが、信頼関係を作るとかディスカッションをするとかになると、現在のテクノロジーでは遅れが出てしまうので活発な議論がしにくい。実際、取締役会をリモートで開催するようになってから議論が白熱しなくなってきましたね。

東松:私も客先に行って直接コミュニケーションをとることを大事にしていたので、それを「しちゃダメだ」となって大前提が崩れてしまった。営業という仕事をしている中で、自分の強みが消されてしまった感じです。

そのうえ、月1回行っていた海外旅行に行けなくなって、3月は本当に心が死んでいました。どれだけ仕事をしてもゴールが見えないし、「旅行にいつか行ける」という答えも見えない。そこで、自分は誰よりも「仕事」と「遊び」という時間の線引きを明確にしていた、ということに気がつきました。

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【リモート生活でオンとオフを切り替えるには】

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