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「採用川柳・短歌」、本当にツラいのは選ぶ側だ 「嘘でもいい 第一志望と 言ってくれ」

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  • 松岡 仁 ProFuture HR総研 主席研究員

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企業の採用担当者は就活生以上に気苦労が多いのではないか(写真:Fast&Slow / PIXTA)

就職活動で苦労をした学生の諸君には、「厳しいのは自分たちだけではない」ことを、ぜひ汲みとっていただきたい。

8月9日の配信記事「『就活川柳』、売り手市場の学生が哀し過ぎる」で、2019年卒の就活生による「就活川柳」をお届けしたところ、多くの方からオリジナル川柳の投稿をはじめ、さまざまなコメントをいただいた。予想以上の反響に驚いている。今回は就職戦線のもう一方の登場人物、企業の採用担当者による「採用川柳・短歌」の入選作品から、選考の裏側を見てみたい。

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学生対象の「就活川柳・短歌」の投稿作品は圧倒的に川柳が多かったが、「採用川柳・短歌」では逆に短歌(5・7・5・7・7)が多く投稿された。川柳(5・7・5)の17音では、思いを伝えるのにはとても足らない!ということだろうか。

まずは最優秀作品から。

あなた誰 写真本人 連れて来い インスタ映える 履歴書写真(神奈川県 通りすがりの美人事さん)

面接会場に入って来た応募者の顔を見て、履歴書やエントリーシートに貼ってある写真とのあまりの違いに、驚く人事担当者の姿が目に浮かぶ。かつてはモノクロだった証明写真がカラーとなり、さらにはデジタル撮影で”修正”も容易になってきた。

履歴書写真も「インスタ映え」の時代?

学生に人気のある某百貨店の写真室のホームページには、ごていねいに修正前と修正後のサンプルまで掲載されているのに驚く。今後はインスタ映えを考え、奇抜なアングルやカラフルな背景の写真が増えるかもしれない。もはや証明写真とは呼べる代物ではなくなりつつある。

続いて優秀作品を2作。

嘘でもいい 第一志望と 言ってくれ(京都府 孤独の人事さん)

学生は、応募先のどの会社の面接でも、「第一志望です」あるいは「第一志望群です」と、必ず言っていたものだ。バカ正直に「第三志望です」なんて言おうものなら、内定が出ることはまずないからだ。

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【 企業側だって「祈られる」】

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