「Quiet revolution」は日本のオフィスを
変える
岡村製作所
“オフィスで働く人の約63%は、内向型人間でした”
オカムラが掲げるオフィスづくりの新テーマ、「Quiet revolution(個を活かし、多様性に応えるオフィス環境へ、静かなる革新を)」。
これは、オフィスで働く多様な人たちに適した新しい環境のあり方を提案するものだ。
その方向性を確信したのは、内向型人間の秘めたる力に焦点を当て話題となった、スーザン・ケイン氏の著書『Quiet 内向型人間の時代』。
同書に感銘を受けたオカムラは、スーザン・ケイン氏を招いて講演会を開催。組織を活性化させるうえで重要な鍵を握る「内向的な人」の持つ力を紹介し、その能力を引き出すオフィスづくりへの意気込みを新たにした。
スーザン・ケイン氏によると、声が大きく、コミュニケーション能力に優れ、リーダーシップを発揮する外向型人間に対し、内向型人間はクリエイティブな発想や、時間をかけて問題解決に取り組む忍耐力と綿密性、そしてリスク管理能力に長けているという。
そしてこの内向型人間は意外に多く、オカムラの調査では、日本のオフィスで働く人の63%が自分を「内向的」「やや内向的」と認識していることがわかった。
企業の過半数を占める内向型の人たちに持てる力を発揮してもらうことは、これからの大きな経営課題といえるだろう。
オカムラの提唱する「Quiet revolution」は、まさにそれを実現する“静かなる革新”なのである。