関ジャニ・渋谷すばる脱退会見を「全文公開」 「自分の人生を優先させてもらった」
村上:話聞いた時の第一声は「なんでや」でしたけど、そりゃあ。それで、ちょこっと話を聞いて、「それは嫌や!」ですよね。最初は。まずは「なんでや」と「嫌や」しかなかったですよ。話し合いを進めていくうちに、みんなが言った通りですけど、スタッフに迷惑をかけることも、ファンのことを第一に考えた上で、ここまで腹括ってるねんなっていうのは、目を見れば分かりました。皆さんからいただいた質問は僕らから何度もぶつけた質問でもありますし、それでもというのであれば。僕は地元も近いところで育って、同世代というところもあって、「関ジャニ∞のメンバーとしてはもちろん嫌やで。でも、幼馴染としては、頑張ってこい」と言うしかない思いを言ってくれましたので。
――背中を押そうと思った具体的なエピソードを教えてください
村上:話というより、目ですね。これはそうですね、最後みんなで話したときも「本当に辞めるっていう決断なんやね」って何度も聞いて。これを聞くのは怖い時間でしたけど、みんなの前で、何も発せず、うんと頷くのみでした。そのときに目を見ても、曇りなくだったので。目を見れば分かる時間を過ごしてきたというのもあります。多くを語らずとも。
――関ジャニ∞の活動の中で一番印象に残っていることは?
渋谷:メンバーと楽屋でしょうもない話をしている空気というか、(そういう時間が)絶え間なくいつもずーっとあったなぁというのがありますね。
――他のメンバーの皆さんは思い出とかはありますか?
村上:思い出……死ぬわけじゃないからね! 思い出はまぁ、まだしばらく一緒にいますし、これで最後なんやなという時が思い出になるんじゃないですか? 今振り返るにはまだ早い気もしますしねぇ。その時が来たら。現状は今でしょうね(笑)。
――渋谷さんが新たに活動を始めたらファンになりますか?
村上:そりゃなるでしょうね。聴きますしね。
――さっき、横山さんは泣いていましたが、あの涙は。
横山:泣いてないです。
――顔が真っ赤でした。入ってきた時も、渋谷さんは目が真っ赤だったような気がしました。
渋谷:すみません、直前に目薬をさしました。花粉症なんです。
今後の関ジャニ∞の活動について
――エイターの皆さんにはメッセージはありますか?
渋谷:とにかく申し訳ない気持ちはもう言い尽くせないものがありますし、特にコンサートを楽しみにされていた方はたくさんいらっしゃると思うので、申し訳ない気持ちでしかないです。今、自分が自分の勝手な判断で辞めるんですが、その後のグループというものを6人が今、さらに大きく強くしていくために、今まで以上に心を一つにして、絆を深めているんです。なので、こんな自分が言うことではないとは思うんですが、これからも、ここからの関ジャニ∞を見守っていただけたらなと思っています。