アマゾンのAIスピーカーが最強といえるワケ

約4000万曲聴き放題の定額サービスも発表

アマゾンは11月8日、AIスピーカー「Amazon Echo」を3モデル発表した(筆者撮影)

アマゾンは11月8日、AIスピーカー「Amazon Echo」を来週から日本で販売を開始すると発表した。小型版の「Amazon Echo Dot」、スマートホームのハブ機能を持つ「Amazon Echo Plus」を加えた3モデルのラインナップとなる。

価格は主力モデルとなるEchoが、他社製品よりも約2000円安い1万1980円に設定されているほか、最廉価のEcho Dotは5980円と安く、購入しやすい。

都内で開催された発表会には多くの報道陣が駆けつけ、会場はすし詰め状態になった。メディア側の期待の大きさが伝わる発表会だったが、アマゾンが説明するように日本語と日本の文化、ライフスタイルを理解したアシスタントとしてどこまで上手に機能するかは、来週の発売以降を待たねば本当のところはわからない。

ハードウエア、およびアマゾンのAIアシスタントに対応するパートナー企業製のスピーカーはいずれもすでに海外では発表・販売されているもの。そうした意味では、注目点は日本語への対応や、日本でよく使われているアプリケーション、サービスなどとの連携にフォーカスが移る。今後のお手並み拝見……といったところだが、筆者は別の視点から発表会に注目していた。

それはライバルと比較した、アマゾンの立ち位置の特殊性だ。

販売実績ではアマゾンがグーグルを凌駕

米国では、アマゾンが2014年末に「Amazon Echo」を発売し、その後、2016年末にグーグルも「Google Home」を発売。AIスピーカーは2016年ホリデーシーズン一番のヒット商品となった。価格もさることながら、アシスタンスサービスの進化や他社アプリ、サービスとの連動が進んだことも理由のひとつだろう。

比較されることが多い両社の製品だが、販売実績では1000万台を超えたと言われるAmazon Echoが圧倒している。一方で今年はソニーがGoogleアシスタントに対応するスピーカー製品を発売するなど、プラットフォーム全体ではグーグルのシェアが増加していきそうだ。1年遅れで追いかける日本市場ではどのような動きになるだろうか。

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