「貯金できない人」が甘くなりがちな出費5つ 本当にそれに使う必要がありますか?

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移動コストの高いお盆や正月、ゴールデンウイークの時期にしか休めない人は、親に田舎から出てきてもらって観光案内をして差し上げてはいかがでしょうか。毎年の帰省を隔年の帰省に変えるだけでも、帰省費は半減します。そして、田舎のご家族もたまには子どもや孫の生活に触れる。相互の理解がより深まるのでは。

休みがずらせる人は、帰省ラッシュの時期をずらしましょう。みんなと同じ休みでないと不安な方もいらっしゃるかもしれませんが、みんなと違っていいのです。断念するより簡単です。

大きなお世話かもしれないが…

(3)代替効用を探す

なぜ帰省したいのですか? 親に来てもらえないのですか? 子どもだけで行けないのですか? 旅行の醍醐味はなんでしょう? 私は旅行雑誌で行った気分になれるのですが……。ウェブでかわりに体験してくれている人もたくさんいます。ストレス発散ならほかの方法を見つけることができるかもしれません。ストレス発散のたびにおカネを使っていたら、いつまでたっても貯蓄できませんよ。

いかがでしょうか。大きなお世話でしたね。厳しいかもしれませんが、おカネを貯めることが今のあなたの人生におけるプライオリティであるのなら、言い訳はしないこと。必要な支出かどうか、定期的に検証することが大切です。いつも行っているから、ほかの人もやっているから、というのは理由としては低レベルです。あなたの人生は、あなただけの視点で考えてはいかがですか。

高橋 成壽 ファイナンシャルプランナー

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たかはし なるひさ / Naruhisa Takahashi

寿FPコンサルティング株式会社代表取締役。慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、金融系のキャリアを経てFPとして独立。お金を増やす、お金を守るという視点でFPサービスを提供。30代40代の財産形成、50代60代の資産運用、70代以降の相続対策まで幅広い世代に頼られている。「ライフプランの窓口」を企画運営。著者に『ダンナの遺産を子どもに相続させないで』(廣済堂出版)がある。日本FP協会認定CFP。

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