アジアビジネスを牽引するリーダーを育成せよ 3ヵ国の交流から生まれる気づき
実践力を養い人脈をアジアに広げる場
第1回目の「アジアビジネス・フィールドスタディ」で、学生たちは、グローバル市場における日本を理解し、深く考えることとなった。また、学生同士、韓国や中国の学生とその後もずっと交流が続いているという。これはまさに「実践力を養うこと」や「人と人とのつながり」を重視するKBSの教育理念のすべてが凝縮された実りの多いものとなった。
第1回目の成功は非常に注目を集め、KBSでは第2回の応募時、12人の定員に対し、倍以上の応募があったという。第2回のホスト国は韓国。エンターテインメントをテーマに今年はどのような議論が深まるのだろうか。
「これからも毎年ずっと続けて行きますよ。学校の中では評判になっていますが、この結果を企業にうまくフィードバックできるようになってくるとその意義も増していきます。アジアマーケットは非常に大きいので、訪問企業が本プログラムに対して、期待してくれるようになれば、さらによい循環が生まれるでしょう」と、小幡准教授も今後の展開に期待を寄せる。
交流を通じて、様々な気付きや価値を与えてくれる「アジアビジネス・フィールドスタディ」。その参加者から、アジアビジネスを牽引するリーダーが生まれるのは、それほど遠くない未来なのかもしれない。