10年後に後悔しない!
グロービス流キャリア構築法
若手ビジネスパーソンは、早めに自分と向き合うべし
自分の可能性にふたをせず、学ぶ姿勢を持ち続ける
現在の労働市場においては、20代はポテンシャルそのものが、30代になるとマネジメント能力と実績というように、ステージに応じて求められるものが変化している。自身の年齢と保有スキルとを照らし合わせ、足りないスキルについては素直に認める。自分の可能性にふたをせず、常に前向きに学ぶ姿勢を持ち続けることが大切だ。
たとえば、グロービスの授業のひとつ『マーケティング・経営戦略基礎』では環境を分析するためのフレームワークを学ぶ。というのも、キャリアを考える上では、刻々と変わっていく外部環境に理解が欠かせないからだ。さらに外部環境を意識しながら戦略を立てるためには、フレームワークの理解はもちろんのこと論理思考力も重要だ。これらの力は、意識して鍛えてこそ伸びるもので、ただ書籍を読み、頭で理解しただけでは、決して未来や将来の方向性を考えるレベルに至らない。
だからこそ、グロービスではビジネスの場面を疑似体験しながら、教員や学生と議論を重ねる。議論の中で何度もフレームワークを使い分析することで無意識に使えるレベルにまで持っていくのだという。
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