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紛糾!PTA役員決めを乗り切る3つの方法 嫌すぎるPTAを変える絶好のチャンス?!

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  • 大塚 玲子 ノンフィクションライター

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4月のこの時期、クラス役員決めで「泣く人が出た」という話すら聞くことも……(撮影:尾形 文繁)
子どもがいる人は、ほぼ誰もがかかわることになるPTA(Parent-Teacher Association)。学校と保護者、地域との橋渡し役を期待されるこの組織には、さまざまな謎や問題が付きまといます。いったいPTAとどうかかわるべきか?『PTAをけっこうラクにたのしくする本』の著者・大塚玲子が迫ります。

「必ず〇名の委員を出す」という謎の動員制度

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母親たちにとっての一大イベント、PTA春のクラス役員決め(=委員決め)の季節です。あえて「保護者」でなく「母親」と書きました。PTAの委員は大半が母親で、「必ずやらなければならない義務」という強い刷り込みがあるからです。

さて、このクラス役員決め。PTAによっては、引き受ける人が全然出てきません。みんなが下を向いて沈黙の時間が流れる、「できない理由」を順繰りに言い合うなど、悲しい光景が定番化しています。

嫌な空気に耐えきれなくなった人が手を挙げる場合もありますが、そうでなければ、「じゃんけんやくじ引き」で決めることになりがちです。

ですが当然、人にはそれぞれ事情があります。なかには闘病中の人や、介護をしている人、小さいお子さんがいる人、ダブルワークやトリプルワークで家計を支える人もいる。そんな人にまで委員が割り振られてしまう悲劇が、度々起こります。

もう長い間、春になると、そういった母親たちから悲鳴があがってきました。最近では、クラス役員決めで「泣く人が出た」という話すら聞くことがあります。

PTAは本来「ボランティア」ですから、自主的な活動として「できる人が、できるときに、できることを」するものです。

ところが、実際には、そのような仕組みになっていません。

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【強制が悪循環を生む】

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