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バクチと自治体 三好円著

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地方競馬、競輪、競艇、オートレースは「公営ギャンブル」と呼ばれる地方自治体が主催している「バクチ」だ。戦後間もなく破たん寸前だった地方財政の財源として編み出され、その収益がなければ日本の復興は10年は遅れていたかもしれないと、フリーライターとして地方競馬の年史執筆に携わった著者は指摘する。しかしバブル崩壊後は売り上げも半減し、現在では税金によって救済される立場となり廃止が相次ぐ。

GHQの介入を乗り越えて庶民の娯楽として定着し、“胴元”の自治体に多額の収益をもたらした公営ギャンブル。知られざる歴史をひもとき、当初の役割を終えつつある中でのあり方を根本から問うユニークな社会史。

集英社新書 735円

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