波乱相場で絶好の仕込み場がやってきた

大転換点を迎え個別銘柄の戦いが始まる

長期投資を旨とする草食投資隊の3人は、波乱の2016年幕開けをどう見る!?
年明けから日経平均株価6連敗、原油価格は1バレル30ドルを割り込み、ドル円は1ドル115円台に突入するという、波乱の幕開けとなった2016年のマーケットですが、長期投資を旨とする草食投資隊の3名は、この状況をどう見ているのでしょうか。

 

中野:中国株の下げ、きついですね。上海総合指数は3000ポイントを割って来て、いよいよ底が抜けた感じを受けます。

藤野:2500ポイントくらいの下げはあるかな~、と見ているのですが……。

中野:そうなると、前回の株価上昇がスタートした時点くらいの水準まで戻るということですよね。上海総合指数は、確か2007年の秋口に6000ポイントまで上昇した後、リーマンショックを経て2000ポイント割れまで急落。そこからずっと2000ポイントを挟んだ展開になり、2014年の夏場あたりから再び上昇して、2015年6月に5000ポイントを突破したものの下落。1月20日時点では3000ポイント前後で推移しています。完全にバブルは弾けましたね。

露骨だった中国政府の市場操作

この連載の過去記事はこちら

藤野:弾けている真っ最中です。

中野:中国といえば、政府に不都合な情報を隠ぺい・改ざんするのが得意ですが、市場操作もお手のもの。1月7日に解禁されましたが、中国は昨年8月のチャイナショック以降、株価が崩れるのを阻止するため、株式の売り規制を行っていました。米国はもちろん日本でも、ここまで露骨な市場操作はできませんが、中国だと出来ちゃう。でも、資本規制を行えば、少なくとも中国から海外への資金流出には、歯止めが掛けられるのではないでしょうか。

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