首位1坪389万円「地価が高い埼玉県の住宅地300」 上位82地点が1平方メートル当たり30万円以上

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(写真:ユキオ.0/PIXTA)

国土交通省が3月に発表した地価公示(2024年1月1日時点)では、埼玉県内の住宅地の前年比上昇率は2.0%となった。本稿では、埼玉県で「住宅地」に分類されている約1000地点の中から、1平方メートル当たりの地価が高い「上位300」地点をランキングした。

国土交通省の「不動産情報ライブラリ」で公表されている各地点の鑑定評価書から、上位のエリアの特性を見ていく(※鑑定書には地番や住居表示があるが、本稿は最寄り駅で表記)。

→「トップは1坪1.8億円『全国地価ランキング505』」はこちら。

トップ20までが40万円以上

首位の浦和(さいたま市浦和区)は、118.0万円(1平方メートル当たり)。坪当たりに換算すると、約389万円となった。上昇率も9.3%と高い。鑑定書には、「新築分譲マンションの供給が少ないので、中古分譲マンションが活況を呈している。マンション用地を希求する投資家が相次いで市場に参入しており、地価は強含みで推移している」と記載されている。

2位の大宮(さいたま市大宮区)は99.8万円。「大宮駅徒歩圏内の利便性が良好なエリアに存し、分譲マンションの販売市場は継続して好調であり、分譲マンション用地に対する需要も堅調である」とある。

(※外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

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