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リクルート「エリクラ」利用者に"不法投棄誘発"か

ハウスクリーニング
室外機を覆い隠すほどに生い茂る雑草。「時間内に取り切れるわけがない」と憤るシンジさん。こうした現場の状況を見たうえで、依頼主と報酬を交渉するのが本来の業務委託だという(写真:シンジさん提供)
アカウントの利用停止をほのめかすエリクラからのメール。アプリ側が一方的な利用停止の権限を持つ時点で、利用者との関係は対等とはいいがたい(筆者撮影)
依頼主からの要求は増える一方。エリクラからは理由もわからないまま報告書の受け取りを拒まれる――。シンジさんは「掃除をする利用者の地位が低い」という(筆者撮影)
枯れ葉などが入ったごみ袋。持ち帰るようにといわれたら家庭ごみとして出すしかないという。エリクラの仕組みが不法投棄を誘発していると批判されても仕方がないのではないか(写真:シンジさん提供)
掃いても、掃いても落ち葉が舞い込んでくるマンションの敷地内。ほうきやちりとりは、掃除のプロのシンジさんはすでに持っているが、ほかの利用者は自費でそろえなければならない(写真:シンジさん提供)
シンジさんは「ウエットティッシュなんかでマンションの掃除なんてできませんよ」と専用の雑巾と洗剤を見せる。エリクラが持参道具としてウエットティッシュを認めている時点で「清掃の仕事をバカにしている」とも(写真:シンジさん提供)
現代の日本は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困の…