三菱金曜会とは、毎月第2金曜日のお昼に開催されるグループ主要企業のトップ会合のこと。参加できるのは、4500を超えるグループ企業の中でも、中核の27社の会長、社長のみ。その中でもトップに君臨するのが、「御三家」の3社。会の幹事である代表世話人は、ここから毎年選出され、今年度は三菱重工業の宮永俊一会長が務めている。その下に、三菱地所や三菱電機をはじめとした10社が続く。御三家と、10社から6社が輪番で選出される計9社は、「世話人会」を構成する。それに続く14社までが、金曜会のメンバーだ。
2月の第2金曜日にあたる14日、三菱商事ビルの地下駐車場には、正午前になるとレクサスやベンツといった黒塗りの車が続々と吸い込まれていった。中には、三菱のロゴ「スリーダイヤ」が光る三菱自動車の社用車もあった。
会場は、御三家の一角、三菱商事の本社が入る三菱商事ビルの最上階にあたる21階の「三菱クラブ」。専用の入り口とエレベーターを備え、クラブの西側にある大きなガラス窓から皇居を見下ろすことができる。一般の社員が入ることは、ほとんどない。
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