彼らとの接し方で心がけていたのは、主に「話すより聞く時間を多くする」「理解と共感で寄り添う」の2点。話し終えるまでじっくり聴く傾聴を心がけ、「うんうん」「そうなんだね」「へえ」「いいね」というシンプルなあいづちを穏やかに返していく。また、家族や友人なら無言で一緒にいるだけでも寄り添うことにつながるでしょう。
逆に考えさせるような問いかけ、過剰な応援・励まし、誰かとの比較、アドバイスは控えたいところ。基本的に頑張れば早く治るわけでも、即効性の高い改善方法があるわけでもなく、一定の時間、穏やかな環境、医師の治療などが求められます。ブライトさんも「ポジティブで力強い言葉を発信できたから安心できる」というわけではなく、継続的な対応が必要なのでしょう。
うつ病や適応障害で休職する人は多く、自分にも同僚にも起こりうることで、決して他人事ではありません。また、「精神的に弱い人がなる」「自分に甘い人がなる」「まじめすぎるからなる」「内向的な人がなる」などの偏見は避けたいものです。
「ブライトさんの文才」に希望の光
話をブライトさんに戻すと、今回のnoteは「(ドラゴンズが)優勝したその日には、みんなでパレードを見に行きましょう。選手として見れなかった景色の中で、僕もみなさんと一緒に、思い切り笑っていたいです」という希望の言葉で締めくくられていました。
長年コラムニスト、編集者、ディレクター、出版プロデューサーなどを行ってきた筆者から見てもブライトさんの文章力は素晴らしく、誠実な人柄がにじみ出ていることも含めて、伝える才能を感じさせられました。
今後ブライトさんがどんな道に進んだとしても、今回のように人の心を動かし、気付きや学びを与えていくのでしょう。ドラゴンズファンに限らずそう感じ、応援していきたいと思った人は多いのではないでしょうか。


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