移住というと、東京とのつながりを断つイメージを持たれがちですが、小峰さん一家の場合は、新幹線というインフラのおかげで、「完全移住」と「東京の仕事」は無理なく両立できました。
子どもを通じて深まる近所付き合い
さらに、保育園の同級生の保護者や、バス停で顔を合わせる近所の人たちとの関係が、小峰さん一家の湯沢暮らしを豊かにしています。
保育園で娘の同級生の保護者からもらう野菜、バス停で顔見知りになった近所の人からのお裾分け。小峰さん一家の食卓には、いつのまにか湯沢の”おすそ分け経済”が根づいています。さらに畑を少し借りて自分たちでも野菜を育てているので、野菜に困ることはほとんどありません。
きっかけは、子どもの送り迎えでした。子どもの通学バスのバス停で、他の親や祖父母といつしか顔見知りになります。すると彼らから野菜をもらったり、バーベキューに誘われたりする関係が生まれました。しかも保育園から中学校までが同じ場所にある公立の一貫校(町立湯沢学園)のため、末永くお付き合いしやすくなります。

