次は、熱々の合わせだしをたっぷりとかけて、お茶漬けに。だしの熱で鯛の表面にじんわりと火が入り、生の部分にはコリッとした歯ごたえが残り、火が入った部分はしっとり、ほろり。同じ鯛なのに、ひと口の中で異なる食感が楽しめます。
鯛の質のよさと、丁寧に引かれただしの香り。お寿司屋さんならではのおいしさが詰まった、贅沢な朝食です。
東京駅の喧騒を忘れる、ゆったりした店内
訪れたのは金曜日の朝9時半すぎ。朝食の時間帯としては少し遅めですが、店内には10組ほどの利用客がいて、ほどよく混み合っていました。夫婦で訪れている人や、赤ちゃん連れの家族客、旅行用の大きなキャリーケースを持った外国人観光客まで、客層はさまざまです。
総席数は78席。店の奥には立派な寿司カウンターがあり、2人の寿司職人が手際よく仕事をしています。4人掛けのテーブル席が多く、グループでも利用しやすそう。ひとりで訪れている女性客と男性客も、ほぼ同じくらい見かけました。
店内にはクラシックの管弦楽が流れ、駅の構内にいることを忘れそうな落ち着いた雰囲気。人でごった返す東京駅にいるのを忘れそうな空間で、巨大な豚汁をすする、ちょっと贅沢な朝です。


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