――マガシークの統合作業は、かなり難題だったようです。
事業がかなり複雑化していた。EC自体の統合はシンプルにできたが、プラットフォーム事業では、システムを別々に作っていたため、データベースも連携の仕組みも違う。その統合が大変だった。
仕様がわからない中、人からヒアリングして進めるしかない。しかしその人が辞めていく。取引先からは不安の声もある。すぐに統合できない中で、それをカバーする人がいなかったことが大変だった。
――セレクトショップを展開するロイヤルは民事再生を経ての買収でした。今後拡大を狙う「PEACE PARK(ピースパーク)」の手応えは?
トライアンドエラーを続けている。(4店舗のうち)富山、石川、盛岡は好調だが、越谷レイクタウンは苦戦している。多くのブランドが集まる都市部では、セレクトショップでニーズをとらえることは難しくなる。
一方で、別途買収した釧路のセレクトショップ「マルタミ」は、1店舗で月商2000万円とか、日商200万円の日もある。日本は郊外にお金持ちがいる。そこに対してよいものを供給できるセレクトショップを置く、というストーリーはあるのではないかと。これはECだけでは見えなかった世界だ。
業界問わず踏み込んだM&Aへ
――今後はファッション分野以外の買収も視野に入れるのでしょうか。
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