とはいえ軽い酔いは感じたし、プログラムを連続して体験するのはきついと思った。乗り物酔いしやすい人は、1日1本にとどめるのが無難かもしれない。
施設側も年齢や体調に利用条件を設けており、妊娠中の人や高血圧の人、首・脊髄・心臓に疾患がある人などは体験できない。さらに体験中はスタッフがフロアをしっかり見守っていて、不測の事態には手を挙げれば個別に対応してもらえる。
美術館好きもテーマパーク好きも――大人を呼ぶ“教養没入”
取材当日、埼玉県から訪れていたのは50代の夫婦。高校生と中学生の子どもが学校へ行っている平日に時間ができ、久しぶりに2人で出かけたという。
「エジプトには興味がありますが、実際に行くには日数もかかって大変。疑似体験なら、現地がどんな場所なのか少しわかるのではと思いました」と話す。
体験後は、「自分が本当にそこにいるような感覚があった。映画は座って見ますが、これは自分で動きながら進むので、よりリアルでした」と話す。「テーマパークには夫婦だけでは行かないけれど、1時間の体験なら気軽に行ける」とも。旅行や大型テーマパークほど時間や体力を必要としない点も、大人にはメリットだ。


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