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専門医が推奨する《体が若くなる食べ方》ベジファーストより効果的な「食べる順番」と「1日3食しっかり食べる」の罠

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からだの老化を遠ざけるためにおすすめの「食べる順番」を紹介します(写真:takeuchi masato/PIXTA)
  • 牧田 善二 医学博士・AGE牧田クリニック院長
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しかし、「ベジファースト」はあくまで次点。私が最もおすすめする「〇〇ファースト」は、「たんぱく質ファースト」です。文字どおり、たんぱく質を多く含む肉や魚を最初に食べる方法で、たんぱく質を英語でプロテインと表記することから、「プロテインファースト」とも呼ばれます。

では、なぜベジファーストよりも、たんぱく質ファーストのほうがいいのか。理由はおもに2つあります。
1つ目は、たんぱく質、脂質、食物繊維を糖質と一緒に摂取したときに、どれがいちばん血糖値の上昇を抑えるかを調べた研究があるのですが、そこではたんぱく質に軍配が上がったからです。

国内外でもさまざまな研究で実証され、2026年1月に新しくなった米国糖尿病学会のガイドラインでも、その効果について言及されています。

そしてもう1つは、高齢になって食が細くなると、先に食べた野菜でお腹がいっぱいになり、たんぱく質などが足りなくなってしまいかねないからです。

たんぱく質は、血糖値の上昇抑制に効果があるだけでなく、筋肉や骨をつくる大事な成分です。ベジファーストを意識するあまり、たんぱく質が不足してしまっては本末転倒。だからこそ私は、ベジファーストよりも「たんぱく質ファースト」を推奨しています。

「カーボラスト」で、二郎系ラーメンでも糖化防止に!

そしてじつは、ここからが本題。さらに私が強く推奨するのが、炭水化物(カーボ)を最後に食べる 「カーボラスト」 です。

炭水化物を最初に食べると、血糖値は急上昇してしまいます。一方で、肉や魚、大豆などのたんぱく質を先に食べ、炭水化物を最後に回すと、血糖値の上昇がゆるやかになることがわかっています。それだけ細胞の「コゲ」ともいえるAGE(終末糖化産物)もつくられにくくなり、老化も抑制できるということです。

さらにもうひとつ、カギとなるのがインスリンというホルモンです。血糖値が上がると、体はそれを下げようとしてインスリンを分泌するのですが、このインスリン、血糖値を下げる働きをする一方で、余ったブドウ糖を脂肪に変えて蓄える働きも持っています。

つまり、血糖値が上がれば上がるほど、インスリンがたくさん出て、脂肪を蓄えやすくなる。逆に、血糖値の上昇がゆるやかならインスリンの分泌も少なく、脂肪になりにくいのです。すなわち、「カーボラスト」を実践すれば、糖化=老化を抑えるだけでなく、太りにくくもなる一石二鳥というわけです。

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