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中学3年生のとき、初めて挑戦した英語暗唱コンクールの題材が、タイタニック号の物語でした。慣れない英語で原稿と向き合い、入賞した経験は、英語を通して海外の世界に触れる面白さを知るきっかけになりました。
それから約40年。私はアイルランドの港町コーヴに立っていました。タイタニック号が最後に寄港した場所です。少年時代に英語で覚えた物語と、目の前の港の風景がつながります。
50代になったからこそ、海外で学ぶことに意味がある
今回の旅の目的は、近くの都市コーク(Cork)で「オトナ留学」の現場を訪ねることでした。学校を見学し、街の歴史に触れ、土地の味を楽しみながら、少し足を延ばして自分の関心がある場所へ向かう。その時間は、50代になった私に、今、海外で学ぶことの意味を考えさせてくれました。
ロンドンでの仕事を終え、私はアイルランド第2の都市・コークへと飛びました。長年、留学の専門家として世界各地の教育現場を視察してきましたが、コークの街に一歩足を踏み入れた瞬間、強く確信しました。
「50代からの学び直しの場として、ここは極めて完成度が高い」と。


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