ロケ地マップを制作したジャパン・フィルムコミッションによると、本作は東京をはじめ全国11都県をまたぐ縦断ロケが行われ、日本でのロケによる直接的経済効果は約31億円に上るとしています。
ただしこのときは、地元には「イベント開催」として説明していたものの、実際には大規模な撮影だったことがハレーションを呼び、以降しばらく歌舞伎町での撮影許可が下りない時期が続きました。
しかし、新宿が舞台の原作の実写化で、鈴木亮平さんが主演したNetflix映画『シティーハンター』(24年)の撮影で、歌舞伎町がロケ地として再び登場。今回はシネシティ広場でのイベントを実際に行い、終了後に撮影を実施するなどの工夫を施したといいます。
この作品をきっかけに、劇場通り一番街やゴジラロードなど「本丸」のエリアでも、地元の有力な映画プロデューサーなどの力を借りながら、ゲリラ的なものから大規模な撮影まで、少しずつ事例を積み重ねていきました。
アルタ前の道路を「深夜封鎖」し、数百名のエキストラを投入
そして、その流れが結実したのが、今年5月公開の映画『TOKYO BURST-犯罪都市-』です。
歌舞伎町はもちろん、新宿駅東口のアルタ前の道路を深夜封鎖し、数百名のエキストラを入れた撮影が行われ、大迫力の映像が生まれました。内田英治監督自身も、「これまで歌舞伎町が舞台の撮影といえば、セットを作って地方都市で撮影するのが当たり前だった」と驚きを語っています。


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