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キャリア・教育

元自衛官が《軍の対空戦闘》になぞらえる"人との距離感"の正解 人間関係の悩みの9割は「あいさつ」で解決できる!

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人間関係でも大切なのは「敵か味方か」を識別することだという(写真:鈴木 晴彦/PIXTA)
  • わび とある外資系企業で危機管理屋として働く会社員
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格闘において本当に強い人というのは、派手な技を持っている人ではありません。自分の間合いを理解し、相手の間合いも感じ取れる人です。

どこまで近づくと危険なのか。どの距離なら余裕を持って動けるのか。それを瞬時に判断できる人ほど、無駄な衝突を避けることができます。あとになって気づいたのですが、この感覚は人間関係と驚くほどよく似ています。

近すぎるとトゲが刺さる

人付き合いにおける「間合い」は、物理的な距離ではありません。それは、

■どこまで踏み込むか
■どこまで本音を出すか
■どこまで相手の領域に入るか

『こうやって「考えすぎ」を終わらせる』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

という心理的距離(パーソナルスペース)です。

多くの人が人間関係で悩む原因のひとつに、「誰とでも仲良くして、わかり合わないといけない」という思い込みがあります。ですが、現実はそう単純ではありません。

大好きな友人でも、四六時中一緒にいれば疲れてしまうものです。尊敬する上司でも、毎日深夜まで相談を持ち込めば煙たがられたりします。

これは相手が悪いのでも、自分が冷たいのでもありません。ただ、「そのときの2人にとって間合いが近すぎた」だけなのです。

逆に、苦手な同僚でも「業務連絡のみ・感情は持ち込まない」という距離を守れば、摩擦を最小限に抑えることができます。

「嫌いな人を無理に好きになる」ことは精神衛生上しんどいものですが、「嫌いな人でもお互いに気にならない距離まで離れる」ことなら、自分の意思で調整が可能なのです。

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